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アキカラマツ、高遠草


草原や林に自生している1mほどの花で、夏から秋にかけて小さな黄色い花をたくさん咲かせます。苦味が強くセンブリの代用にもされていましたが、多量に用いると中毒症状を起こします。長野県高遠町では古くから健胃薬として用いられていて「高遠草(たかとうそう)」という名前で呼ばれています。


毒草名  アキカラマツ(秋唐松)、高遠草(たかとうそう)、牛嫌草(うしいやぐさ)、煙鍋草(えんかそう)
学 名  Thalictrum minus LINN. var. hypoleucum MIQ.
特 性  キンポウゲ科 カラマツソウ属、山野に生える多年草
花 期  7〜10月
毒部位  全草、葉、根
成 分  タカトニン(Takatonine)、マグノフロニン
症 状  神経麻痺、血圧降下


 

花弁は無く、花弁のように見えるのは萼です。たくさんの長い雄しべがよく目だっています。この雄しべ様子がカラマツ(マツ科)の葉に似ていて秋に咲くので「アキカラマツ」になりました。ちょっと強引な感じですね。

 



  

地味な花なので見過ごしてしまいがちですが、自然の残っている公園などではまだまだ見られるところがあります。


2005/11

≪MEMO≫
・カラマツソウ/唐松草(Thalictrum aquilegifolium):キンポウゲ科カラマツソウ属
・カラマツ/唐松(Larix leptolepis):マツ科カラマツ属。兄弟:とど松、いち松、ちょろ松、じゅうし松、おそ松。
 
・やはり苦い。
・長野県上伊那郡高遠町は2006年3月31日、隣接していた上伊那郡長谷村と共に伊那市に吸収合併され、その117年におよぶ歴史に幕を閉ることとなりました。市の花は「さくら」。市の木は「かえで」。


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